ブラジル ダテーラ ジョアン グリージョ

独特なエキゾチックフレーバー

ブラジル ダテーラ ジョアン グリージョ
エリア セラード
標 高 1,100~1,200m
品 種 アララ
精 選 ナチュラル アナエロビック
味わい アーモンドのような香り、トロピカルフルーツのような酸味、ネクタリンのような甘さ、ミルクキャラメルのようなまろやかな口あたりを活かした味わいに仕上げました。
ブラジル ダテーラ ジョアン グリージョ 地図

農園トピックス

 ダテーラ農園は世界一のコーヒー生産量を誇るブラジルのなかでも、とくに良質なコーヒー産地で知られる名門農園。敷地の50%以上が自然保護地域に指定され、自然環境を保ちながら、品質の維持・向上を図る取り組みを行っています。毎年品質の高いコーヒーを目指して、品種や精選方法を工夫した実験的なマイクロロット(多品種少量生産)を数多く作っています。これらはすべてダテーラ農園の品質担当者がカッピングにより採点しており、点数の上位数%のみがマスターピース(傑作)に区分されます。マスターピースの中でも特に点数が高く90点以上のものはダテーラが主催するオークションで取引されます。
 ジョアン グリージョは2019年のダテーラオークションに出品され、小川珈琲が落札したコーヒーです。ダテーラ農園は品種、収穫時期、熟度、精選、乾燥方法など100以上の組み合わせを試し、いままでに無い新たなフレーバーを持ったコーヒーをオークションに出品。2019年に出品された15種類のコーヒーはその中でも評価が高く、それぞれが異なるエキゾチックなフレーバーを持っています。

 
 
 
 

Natural Anaerobic(ナチュラル アナエロビック)精選方法

ジョアン グリージョはナチュラル アナエアロビックで精選されます。アナエアロビックとは嫌気性発酵とも言われています。

手摘みしたコーヒーチェリーを外気に触れないように密閉タンクに入れて発酵させます。密閉タンクの中でコーヒーチェリーは発酵が進み、ガスを発生させます。タンク内は低酸素濃度状態となり、通常とは異なる発酵で、糖が分解されアルコール類へと変化していきます。

また下層にあるチェリーは、上層のチェリーの重さと果皮の酵母の働きで、先ほどとは異なる発酵が起こります。この複雑な発酵過程を経て通常の精選ではできない、特徴的でインパクトの強いフレーバーが生まれました。

しかしこの精選方法は発酵時間や温度管理がとてもデリケートで、一歩間違えればすぐに腐敗してしまうため、安定的なロットを作り上げることは大変難しいと言われています。ダテーラ農園は数年間に渡って研究を繰り返し行い試行錯誤のすえ、最適な温度・時間などの条件を導きだすことに成功しました。

《アララ(ARARA)種》

アララ種はイエローカトゥアイとオバタンの交配種です。 IAC(ブラジル農業研究所)のイエローカトゥアイとオバタンが並んでいる区画で、オバタンの畑に黄色い実が発見されました。 この品種は非常に強く大きく育ち、さび病に耐性が強い大きな実がなります。 そして何よりカッププロファイルがとても優れていました。 このアララ種がダテーラ農園に適合するかを検証する目的で栽培を始め、2019年が初めての収穫となりました。

※イエローカトゥアイ:成熟すると黄色の実がつくカトゥアイの品種。
※オバタン:ブラジル生まれの品種で、チモールハイブリットとビジャサルチ、さらにカトゥアイを掛け合わせた品種。 現地語で「very good」という意味。

《João Grilo ジョアン グリージョ》

ダテーラ農園はプライベートオークションに出品するコーヒーの名前を、その年ごとに設定したコンセプトに基づいて決めています。 ジョアン グリージョはブラジルとポルトガルのどちらの文学にも登場し、彼自身に関する壮大なストーリーを創り上げたトリックスターです。本商品は彼に見られる面白く聡明なパーソナリティからインスパイアされ名前が付けられました。